より長続きするブログ

続けていきたい気持ち。

TumblrでWeblog

 WinMe 時代からフリーソフトでゴシャゴシャ組み合わせたりして環境を作るのが好きだった。最近はもっぱらクラウド系のウェブサービスをどう使うか色々試していて、それが大体は失敗して結局使いにくい! ってなってたんだけど、ようやくしっくりくる形になってきた。

 僕がクラウド系のウェブサービスを使いたい理由は、1)どこからでもアクセスできる。2)データを消失する心配が少ない。3)後で見返しやすい(タグ等が充実) というところにあって、自分のアンテナに引っかかったものはできるだけ全てメモしておきたかった。そういう要求を認識したのはむしろ環境が整って、どうして今いい感じに使えるんだろうと考えてからなんだけど。

 それで色々試している中で、Tumblr というものを知った。何やら面白いサービスらしいということで早速アカウントを取ると、なるほど面白い。2chのコピペとか、画像とか、上澄み部分を掬いとったような印象を受けた。これはブログとTwitterの間の子的なTumblrの性質によるのだろう。Twitter自体がブログとチャットの間の子とか言われていたのでブログとチャットのクォーター?
 TumblerにはTwitterでいうところのリツイートに当たる、リブログという機能があり、それによって評価を得た情報はTumblr上に拡散される。しかも、リツイートと違い(同様だっけ?)、同じ情報を別の人がリブログすれば2回タイムラインに流れることになるので、見逃しにくい。評価の高い情報は全体の中で非常に濃度が濃くなる。

 Tumblr では適当にフォローを増やしながらリブログしているだけで面白いんだけど、やっぱり自分でもポストしたいと思えてくる。投稿といってもこういう日記的な内容ではなく、むしろ他のブログや、ニュースを引用するのだ。(もちろん日記的な使い方をしている人もいるだろうけど少数派っぽい)
 そこで役立つのがTombloo。これを使わずにTumblrをするのはとてももったいない。GoogleChrome にもほぼ同様の機能をもったアドオンが存在するが、Chrome側の制限なのか、右クリックから操作できないので今ひとつだった。これのために僕はChromeからFirefoxに乗り換えた。
 引用したい文章をドラッグ→右クリック→メニューからどういう形で投稿したいか選ぶ(Photo, Link, Quoteなど)。それだけで自分の気に入った記事をスクラップできる。さらに、同時に他のサービスに投稿することも可能。僕はQuoteの場合はバックアップ的にEvernote、ついでに垢はあるけど放置しているfriendfeedにも投稿されるようにしている。Linkははてブとかを選べる。

 というわけで、ちょっと気になる記事を見つけたらTumblrに送るということを続けていて思ったのが、論文もWeb上の記事として見れるってこと。僕の場合は論文は細かいところを暗記するのは諦めていて、せめて重要だと思った部分くらいは覚えていたいのだけど、それも頻繁に忘れていしまう。でも、Tombloo を使えば気になったところをすぐ丸ごと保存しておけるし、ついでに内容に関するメモとタグでもつけておけば(引用部とは別に用意されている)後で見返すのにも有用なのではないかと思った。

 というわけでそれを実践中。余裕があれば引用部をちゃんと日本語訳、面倒なら簡単な解説とか考えたことをメモ。パラパラと見返すだけでエッセンスを復習できるようになりそう。
 問題があるとすれば、僕にもフォロワーさんが数人にいて(その中の一人は実際会ったこともあって)、その人達にとっては論文の引用なんて何の価値もないだろうということ。まぁ、そんなの気にする必要はないだろう。フォロー数を増やせば数の知れている僕の投稿は薄まるし、どうしても嫌ならフォローから外せばいいはず。

CDレビュー 【Lyu:Lyu - 太陽になろうとした鵺】

 今月、7/6に発売だったCDです。勢いでCD購入特典のライブ先行予約をしてしまいました。今年はライブはこれだけになりそう。11月とまだ先ですがとても楽しみ。


 さて、Lyu:Lyuの2ndアルバムについてのレビューですが、バンドについての感想も少ししておきます。Lyu:Lyuはインディーズバンドであり、mf247ニコニコ動画で高い支持を得ているバンドだそうです。
 僕自身はニコ生のライブ配信でLyu:Lyuを知り、その後、Vo&Gtのコヤマヒデカズさんがネット上で他名義での活動をしていることも知りました。ネットで知った人が多いバンドだと思うのですが、入り口がいくつかあって、ファン層がどういったものになっているのか知らないのですが、非常に気になります。といっても入り口の位置は互いに近そうなんだけどね。


それで、今回のアルバムである「太陽になろうとした鵺」です。
トラックは8曲ですが、3局目はイントロ的なSEなので、実質は前作「32:43」と同じ7曲入りのミニアルバム。
 うち2曲は5月に出ていたシングルにも入っていた曲。さらに1曲は公式に音源化はされていなかったものの、僕が初めて聴いたライブ配信でも歌っていて、ボカロ曲としても有名な「文学少年の憂鬱」。残りの4曲がこのCDからの新曲と言えると思います。
 1年ぶりのアルバムだというのにまたミニアルバムサイズで、しかも先行シングルと2曲も被っている…
ということで物足りない感が否めなかったのですが、それでもやはり買ってよかった。

 1曲目はほぼイントロなしで始まるテンポの早い「生命線上の8ビート」。アルバムの最初に相応しい曲ですが、ちょっとパンチが弱いかな。
 2曲目はシングルで2曲目に入っていた「drop out」。
 3曲目「雑踏」のSEに続いて、4曲目「文学少年の憂鬱」。アルバム発売に先立って、Lyu:Lyu版の音源もニコニコ動画に上がりましたね。
 5曲の「月の旅人」はサビが非常に気持ちいい。ライブ映えするんじゃないかな。
 6曲目「Dear my unhappiness」は良いバラード曲です。地味めな印象の曲だったのですが、何度かCDを通して聴いていると存在感が増してきました。
 7曲目は「嘘と朝日」。シングルの一曲目でしたが意外にもアルバムでは後半に配置されています。
 ラストの8曲目が「花よ花よ」。絶望を経ての希望という、コヤマさんの得意な歌詞構成。"小さい存在である僕"と"壮大な世界"という2面性をもった曲だと思います。

 歌詞世界は前作より丸くなった印象ですが、聴いていて苦しくなるような詞はやはり中毒性があるなあ。ややゴリゴリした感じの3ピースサウンドが好きならばおすすめします。


 初めてレビューらしきものを書いてみたけど、締め方がよくわからないな……終わり。

このブログについて

ブログって不定期にやりたくなるけど、すぐ書かなくなるんです。
今回も書きたい期に入ったので作りました。
3号機か4号機だったと思います。
意外と少ないね。

予定ジャンル: ネガティブ学生生活、適当CDレビューなど。

思考を文章化する練習。
自分用だけどなんとなく公開。